認印とは
認印とは、職場での承認印など、申込書や役所の申請書・簡単な契約書等の書類におす印鑑のことです。 日常でもっともよく使う印鑑が認印です。回覧板や、荷物の受け取りの際におす印鑑も認印といいます。
認印に出来る印鑑の条件
認印は、銀行印や実印とは異なり、登録が必要ではない印鑑ですので、特に規定のサイズや印材はありません。 ですが、職場でおす認印の場合、上司や目上の人よりも大きい印鑑はよくないとされています。 男性でしたら10.5ミリ~12ミリ、女性でしたら10.5ミリサイズが最適なサイズでしょう。
認印にオススメの印材
認印は日常でもっともよく使う印鑑です。プラスティックの三文判(大量生産の既製品のこと)でもお使いいただけますが、 動物のキバや角、金属製などのしっかりとした印材でお作りしておいた方が長持ちします。 また、当店ではジュエリーでアタリ彫刻をするオプションもございます。上下が分かるアタリの印は、日常使いの認印に大変便利です。
認印にオススメの書体
認印は、銀行印や実印とは異なり、可読性が高い必要があります。誰からも読みやすく、誰の印鑑なのかすぐ分かる書体がいいでしょう。 「古印体」はもっともよく認印として選ばれている書体です。なじみのある丸みを帯びた字体です。 よくある苗字の方や少し人と違った書体をご希望の方は、「れい書体」や「行書体」も読みやすくてオススメです。
シャチハタ印を認印として使うこともある
職場での認印として、シャチハタ印を使用されるケースがあります。 また回覧板や、荷物の受け取り印としてもシャチハタ印をお使いいただけることが多いです。 シャチハタネーム9(印面サイズ:9.5ミリ丸)は、日本でもっともポピュラーな認印といわれており、オススメです。 職場によっては、印鑑の認印でないといけない場合もありますので、まずは確認してからお作りするといいでしょう。
本当?認印はおじぎをして見えるように左斜めに傾けておすのが正しい?
上司に出す書類の印鑑は、左斜めに傾けておすことがマナーだという説があります。
課長、係長、平社員と、役職が下がるほど左斜めに傾けて書類に印鑑を押し、上司に向かっておじぎしているように見せるというものです。
以前テレビ番組「スクール革命!」(日本テレビ系)で紹介された「知らないと恥ずかしい 大人の常識クイズ!」でも話題になりました。
電子印鑑でも、斜めにおす機能が採用されています。
しかし、斜めにおすことで怒られたという方もいますので、職場によりけりなマナーといえるでしょう。
また、社外でのなつ印の際には、「ビシッとまっすぐおすのが正解」です。
斜めにおしているとだらしなく、雑に見えてしまうケースがあります。